北海道白老町のウポポイ(民族共生象徴空間)で25日、アイヌ民族伝統の保存食「サッチェプ(干し魚)」と呼ばれるサケの薫製作りが始まった。秋に捕れたサケの塩漬けを冬の冷たい空気にさらした後、いろりの煙でいぶして作られる。今年は約120匹のサケを用い、出来上がったサッチェプは体験プログラムでの調理や儀式の供え物として利用される予定。
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